下の写真の3つの指輪のうち、どの指輪がチタン製でしょうか。
答え→3つとも純チタン製。
左と中央のリングには、
K18とPt900の装飾を施しました。
チタンは元々黒っぽい色ですが、磨けばプラチナに近い色になります。
実はこの上の写真の指輪は、チタンをベースにプラチナ・K18の装飾をし、オーダーで製作した指輪です。 (左:チタン艶消し&K18、中:チタン艶消し&Pt900、右:チタンミラー仕上げ)
一般に、以前からチタンは真っ黒な金属だと思われてきましたが、研磨技術の進歩によって、現在はメッキなどをしなくてもピカピカにする事が可能です。
白っぽい色の金属シルバーとの比較
写真は、左側が当店のチタンの指輪。右側が一般的なシルバー925の写真です。
シルバーと比べると、やや黒い色合いです。
黒っぽい色の金属プラチナとの比較
大きな写真の様に、技術や知識のある職人がきちんと手をかけてあげると、プラチナとの境目が気にならない程きれいになります。
小さな写真と比べると、ミラー仕上げはもっとプラチナに近い色に見えます。
ちょっと困った事は、研磨でここまで光らせるには手間もコストもかかりすぎる事。 (だから量産化する場合は、研磨のみで仕上げてある商品がまだ少ないです。)
もっともっと技術が進んだ未来は、きっと黒いチタンはなくなっているかもしれません。