金属アレルギーになりやすい金属

金属アレルギーの原因になりやすい「ニッケル・クロム・コバルト」は、普段の生活の中でとても身近な所で使われています。特に、触れる機会が多い「ニッケル・クロム・コバルト」が使われている物を紹介します。

お手頃なお値段のアクセサリー・ベルトのバックル・ブラジャーのホック等、肌に直接触れる身近な金属部分にも多く使われています。

  • ステンレス
  • ホワイトゴールド(割金)
  • K10GFやK14GFなど金張り・金メッキの下地
  • ロジウムメッキ(プラチナコーティング)の下地

 

現在流通しているほとんどの革製品が、なめす際にクロムを使用している「クロムなめし」になっています。日本国内では、クロムを使わない姫路白なめしなど、甲冑や馬具や太鼓などに用いられてきた1000年以上前から伝わる伝統的な製法で製作されている革製品もあります。

  • 革製品
  • ステンレス
  • クロムメッキ


汗をかきやすい時期に、ポケットの中に鍵やキーホルダーを入れていると、赤くなったり痒くなったりするという方が意外と多いです。夏場はポケットの中も注意!

 

歯の治療でブリッジや入れ歯など、コバルトクロム合金(コバルト60%、クロム30%、モリブデン5%)が使われています。中身が肌に直接触れる事はありませんが、バッテリー(リチウムイオン電池)の中身の成分です。

  • 歯科用合金
  • エナメル塗料
  • コバルトガラス(青いガラス)


 

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