原因になりやすい金属として、ニッケル・クロム・コバルトなどが上げられます。
金・銀・プラチナ・チタンはアレルギーが起こりにくい素材として知られていますが、絶対アレルギーの原因物質にならないわけではありません。
食べ物や花粉のアレルギー同様、原因は人それぞれ違います。極まれに金属アレルギーになりにくいと言われている純金や純銀や純プラチナが原因の方も、純チタンが原因物質の方もお客様の中に実際にいらっしゃいます。
起こりにくい素材だから大丈夫と思っても、純度が低いと原因物質や他の金属が含まれている場合もあります。
例えば、純金(24K)の場合は柔らかすぎて傷がつきやすいため、あまり普段使いには向いていません。
そのため一般的なゴールドジュエリーには、銀・銅・ニッケルを混ぜて固くした18Kが多く用いられています。同様に、プラチナはパラジウムを混ぜたPT900やPT950、シルバーは銅を混ぜた925などが販売されています。
また近年では、一見普通のジュエリーやアクセサリーなのですが、確認するとPT100(プラチナ10%)やK10・10K(10金・金約42%)やK14・14K(14金・金約58%)、GF(ゴールドフィルド・金張り)なども販売されています。
結婚指輪や誕生日プレゼントなど大事な贈り物は、どの素材が大丈夫か事前に確認していただく方がよろしいかと思います。
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